2015.11.12
- 除去食品確認シートH26年度改訂版
-
香川県内でこれまで保育園からの依頼で医師が記入していた「除去食確認シート」は、医学的に理解不能な内容で非常に書きづらいシートでした。
このたび、県子育て支援課からの要請を受け、共に改訂を行いました。
以下にシートと、主な改正点および医師記入の注意事項等を記します。
A 除去食確認シート初回
- こどもの名前・保護者名等、上の欄は保護者が記入し持参。
- 頻度の多い卵・牛乳はそれぞれ独自の表記に。○ができない場合は書き込みで対応。
- 子育て支援課の要望で、診断の根拠欄作成。
- アナフィラキシー欄は、幼少期にナフィラキシーを起こした物も後に食べることができる場合があるため、不安をあおることが無いよう既往を書き、現在起こすリスクのあるものだけを記載。
- 緊急薬を持たせる必要のある場合、薬の名前と投与タイミングを記載。保育園や学校用のアレルギー対応マニュアルには薬を飲ませる事を検討するとあるが、全員に書くと保育園が対応しきれず、実施困難になることも想定されるため必要な子のみの記載とする。
B 除去食確認シート2回目以降
- 前回の内容を記す欄があるが、同じ医師に依頼するとは限らないため、ここは園で書き込むまたは内容がわかる書類を持参する。
C 除去食品表
- 子育て支援課の要請にて作成。
なお、この「除去食確認シート」の使用については、各園の判断となるため、残念ながら県内全保育園での徹底には至っていません。
以上