杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010


- 夏:あせも
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あつ〜〜い夏は大人も汗だく・・・でも、子どもはもっと汗だくです。
汗をかくと、小さなプツプツができて痒くてたまりません。誰しも経験があるはず、それが「あせも」です。あせもは汗の出口がふさがれて炎症がおこったものです。背中・首・おなか・ひじやひざの内側など汗が蒸発しにくい場所によくできます。
あせもは“かゆ〜い!!”子どもは、かゆみを我慢するなんてできません。かゆくて掻き破ってしまうこともあります。そのかき傷からばい菌が入るとジュクジュクと「とびひ」になっていくのです。
***あせも対策*どうすれば良いのでしょうか?***
まず、汗をかきにくくするため、少しでも涼しい服装を心がけましょう。だからといって裸ではだめです、肌に汗を残すとあせもができます。汗を良く吸う(薄い綿等)服で、汗を吸い取るようにしましょう。また、こまめに汗をふきとったり、シャワーをしたりして、肌を清潔に保つ事もとても大切です。
***あせも*それでもできてしまったら***
子どもが掻きはじめる前に、少しでもかゆみがなくなるように、あせもの薬を塗りましょう。薬は病院で処方された物でも、市販の物でもその子に合うならば良いでしょう。
ひどくなった場合は、「とびひ」になる前に、病院で診てもらい、薬を処方してもらいましょう。一度「とびひ」になるとなかなか治りません。早めの対応が必要です。
さあ!元気で暑い夏を乗り切りましょう!!