- イチゴ状血管腫
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イチゴ状血管腫は乳児の1%に見られます。生まれた時は気にならないのに次第に大きく赤く膨れてきて表面がデコボコになりびっくりします。その形がイチゴの様に見えるのでイチゴ状血管腫と言われます。その後は、ある時期をすぎると自然に色あせて小さくなり、小学校に入るくらいには大部分が消えてしまいます。
でも6ヵ月過ぎても大きくなる場合や、唇にできた場合、眼球などの他の器官を圧迫する場合や、出血しやすい場所にできた時には、治療が必要になる事があります。
最近では、「レーザー治療」の進歩により、イチゴ状血管腫も治療できるようになりました。早期にレーザー照射を行うのも一つの方法です。