- インフルエンザ
-
インフルエンザは毎年主に冬に流行し、重症化や合併症が心配となります。症状も普通の風邪とは違い、38〜40度の高熱だけでなく倦怠感・筋肉痛・関節痛などの全身症状が強くでます。これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、まれに脳症や脳炎・心不全をおこす事もあります。軽症の場合は一般の風邪と区別がつかない事がありますが、体力の無い高齢者や乳幼児などは命にかかわる事もあります。
感染様式は「飛沫感染」で、くしゃみや咳、痰などで吐き出されるウイルスを吸い込む事でうつります。
H21年は初夏から新しい型のインフルエンザが流行しました。季節性のものに比べ、重症化しやすい傾向にあると言われましたが、実際は、季節性同様に軽症の方から重症になる方まで様々でした。今後も今までに無いタイプのインフルエンザが出てくる可能性があります。注意しましょう。